市長コラム

2022年10月14日(金)

市長コラム(令和4年10月14日)

 7日は、地域通貨に関する庁内勉強会として、フェリカポケットマーケティング株式会社の納村哲二(おさむらてつじ)代表取締役社長をお招きして、「地域経済の好循環における『地域通貨』について」と題し、講演会を行っていただきました。
 地域通貨とは、日本全国で使える「円」とは違い、限られた地域だけで使える通貨のこと。地元で買い物に使えるのはもちろん、地域活動やボランティア活動、イベント参加などでポイントを貯めて、それを地域通貨に交換できるなど、地域経済の活性化策として注目を集めています。また、キャッシュレス化が進んでいる状況下にあって、コロナ禍における消費喚起策としての側面もあり、導入する自治体が増えています。デジタル化によるまちづくりを進めている本市としても、今後更に検討・研究していきたいと思っています。
 11日は、箱根の天成園で開催されました「小田原市自治会長大会」に出席いたしました。
 小田原市自治会総連合が主催のこの大会は、各地区の全自治会長が一堂に集まり、表彰や研修を行っているもので、コロナの影響のため、宿泊での開催は実に令和元年以来3年ぶりとのこと。式典では、防災や環境、福祉などの各分野において、日ごろより地域のリーダーとして地域運営にご尽力いただいておりますことに感謝の言葉を申し上げるとともに、長年の地域活動等に対するご功績に対し、表彰をさせていただきました。
 コロナが落ち着きつつある中、地域の行事やイベントなどがあった際には、私もできるだけ地域を訪問して、自治会長さんをはじめ地域の方々に日ごろの活動に対する感謝をお伝えしたり、近況をお伺いしたりしていますが、こうして全自治会長さんが集まる場でゆっくりお話しするのは、市長就任以降初めてでした。
 12日は、明治安田生命保険相互会社平塚支社から、山本支社長様ほかの皆様が市長室へお越しになり、市の福祉分野へのご寄附をいただきました。
 同支社からはこれまでも、本市の新型コロナウイルス感染症緊急対策基金への寄附やフェイスシールドの寄附をいただいているほか、同社とは健康づくりの包括的連携に基づく取組や地域の見守り活動などを行っていただいています。日ごろのご支援に感謝申し上げます。
 その後は、関東学院大学湘南・小田原キャンパスにて、地域創生実践論として、小田原市の政策や今後の展開等について講義を行いました。
 今回の講義の対象は学生さんではなく、社会人や企業に所属している皆さん。文部科学省において、社会人のキャリアアップやキャリアチェンジのための学びを応援するプログラムとして、「職業実践力育成プログラム(BP)」制度を設置しており、同大学のプログラムの一つに地域の実情を学ぶ科目があることから、首長としてトップセールスも兼ねてお話ししたものです。今後の企業活動の中で、小田原との関わりのきっかけとなることを期待しています。
 その後は、報徳会館で開催されました、株式会社湘南ベルマーレフットサルクラブの中間報告会に出席いたしました。
 同クラブは、県西地域2市8町に秦野市を加えたエリアを活動地域としており、本市の小田原アリーナをホームアリーナとして、Fリーグ(日本フットサルリーグ)を戦っています。昨シーズンは過去最高2位。今シーズンは、開幕前の5月22日にミナカ小田原の前のお城通りで、盛大なキックオフイベントを行い、ファンとともに優勝を誓い合い、私もエールをお送りしました。
 今シーズンは、現在のところ8試合を終えて4勝1敗3引き分けの4位。戦いは来年2月まで続きます。小田原アリーナでホームゲームがあるときは、ぜひ足を運んでみてください。頑張れ、湘南ベルマーレフットサルクラブ!

2022/10/14 16:30 | 未分類

 
 

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