レポーターブログバナー
2017年10月03日(火)

秋の酒匂川サイクリング

9/23は秋分の日。前日までの天気予報は「曇り」でしたが、当日は時折顔を見せる太陽もあって、スポーツするには良い季節となりました。こんな日には私の趣味でもある自転車がぴったり。

10月に伊豆へ輪行に行く前のウォーミングアップと自転車を整備した後の確認も兼ねて、自転車を走らせることにしました。小田原にはサイクリングコースがあるという話を聞き、調べて見つけた酒匂川サイクリングコース。今回のウォーミングアップに利用させてもらいます。

続きを読む...

2017/10/03 11:37 | 季節

2017年09月27日(水)

現代美術展・小田原ビエンナーレ 2017 「感性の磁場II」見学、鴨宮・飯山邸にて

9月18日の休日、古民家の前にこんなのぼり旗を見つけました。

 

「小田原ビエンナーレ」

何か展覧会が行われているようす。

場所は、巡礼街道「JAかながわ西湘」交差点から賀茂神社方面に入ったところです。

以前から、斜め向かいの岩瀬邸とともに気になっていたお宅でした。

 

中へ入ると、一人の男性が出て案内してくれました。

続きを読む...

2017/09/27 14:30 | 美術

2017年09月06日(水)

御木曳き・立柱式と遠州森町山車引渡式

大鳥居の笠木・杉・長さ12m大鳥居の笠木・杉・長さ12m
現在、小田原市では黒田長成公爵の別邸だった清閑亭へのアクセス向上のため、「清閑亭周辺散策路整備計画」で歩道の拡張工事を進めています。そのため「報徳二宮神社」の表参道大鳥居を建て直して、位置を少し奥へ移動させることになりました。昭和4年(1929年)建立の大鳥居は鉄製銅巻きでしたが、新しい大鳥居は小田原らしく小田原の木材を用いることになりました。平成27年から「小田原辻村の森」で御用材の選定が行われ、12月に御用材の伐採が行われました。高さ32m、樹齢約300年の杉の大木4本が神事に則り伐採されました。これらの杉の木は、江戸時代の小田原藩藩主大久保家が植林したのだそうです。江戸時代の空気を吸ってきた木材なのです。小田原の大工職の方々により、御用材は製材・加工されて準備が整いました。そして、8月30日に、鳥居の最上部に据えられる「笠木(かさぎ)」が市民の手により運搬される報徳祭「御木曳(おきひ)き」が盛大に開催されました。
 

続きを読む...

2017/09/06 14:17 | 歴史

2017年08月10日(木)

外国人にとっての神道 報徳二宮神社で英語ガイド研修

小田原英語ガイド研究会は、UMECOで隔週木曜日に集まって、小田原とその周辺の英語ガイドをブラッシュアップする会。2017年7月27日(木)35度の日が続いたあと戻り梅雨かと思うような雨、報徳二宮神社でのガイド研修会の開催が心配されたが、当日はうす曇りながら格好のお天気となった。

この日、研究会ではメンバー10人で報徳会館のジュディス・レンヘル(Judith Lenherr)さんを訪ね、報徳二宮神社の案内を英語でしていただいた。レンヘルさんは、4年前スイスから留学生として来日し、二宮尊徳の思想や業績を学び神道にも造詣が深い。今ではローカル・ジャパンのプロジェクト・マネージャーとして報徳会館を拠点に小田原・箱根の海外への観光プロモーションに活躍している。日本語も堪能。

続きを読む...

2017/08/10 10:37 | その他

2017年07月21日(金)

小田原城甲冑展『小田原城 武者揃え 〜戦の時代の装い〜』

昨年5月にリニューアルした小田原城天守閣。

7月5日には早くも入城者100万人を超えました。

地元ひいきで言うわけではありませんが、一年で100万人というのは凄いことだと思います。


それを記念して、過去の特別展で最も人気の高かった武具・甲冑に焦点を当てたのが、今回の小田原城甲冑展『小田原城 武者揃え 〜戦の時代の装い〜』です。

一般社団法人日本甲冑武具研究保存会協力のもと、会員所蔵品など貴重な資料の数々が展示されています。

 

早速見てきましたが、時代資料的にも工芸品としても見応えあるものでした。なかには、戦国時代の小田原や東国の武者が身につけていた武具はこうしたスタイルだったのかと想起させる資料も幾つかあります。

 

許可を得て撮影してきましたので、今レポでは展示の一部を紹介したいと思います。

続きを読む...

2017/07/21 09:54 | 歴史

2017年07月18日(火)

椎野聖絵画展

小田原城/常盤木門小田原城/常盤木門
画家椎野聖氏の個展が、昨年に引き続きアオキ画廊で開催されました。今年5月に開催された、母校小田原高校の同期生(19期)の柴田雅章氏(陶芸家)内野克実氏(写真家)との3人展を含めるとほぼ1年の間に3回目の小田原における展覧会となります。

彼の高校の同期生の一人として、さまざまなお話を伺えましたので、彼の歴史とこの展覧会についてレポートさせていただきます。

続きを読む...

2017/07/18 14:24 | 美術

2017年07月14日(金)

「キノコ狩りは楽しいぞ!」の紹介


まえおき
「キノコ狩りは楽しいぞ!」との題目ですが、第8回小田高自然環境フォーラムにおける「森の番人」酒井利幸さん(以下、酒井さん)が行った講演についての報告をお届けする。
話はさかのぼって2016年11月21日、私が寄稿した、小田原市文化レポ-タ・レポート「きのこ写真展の紹介」を主催した酒井さんのお名前を小田高自然環境フォーラム(2017年6月18日)のパンフレットに発見し、これは聴かねばとの気持で、雨降りの100段階段を上って行きフォーラムへの参加記録である。
 

続きを読む...

2017/07/14 10:22 | その他

2017年07月11日(火)

第14回文化セミナー〜地域発・住民主体のアートプロジェクト〜

会場のUMECO会場のUMECO
6月18日、おだわら市民交流センター UMECO会議室4にて、小田原市文化創造活動担い手育成事業「第14回文化セミナー 地域発・住民主体のアートプロジェクト」が開催されました。講師は、葉山芸術祭実行委員、相模湾・三浦半島アートリンク推進会議委員の「松澤利親」さんと、相模湾・三浦半島アートリンク推進会議副代表で文化政策研究者の「伊藤裕夫」さんです。講演は「地域発・住民主体のアートプロジェクト」という、毎年多くのアートイベントが開催されている小田原にとっても興味深いテーマで、多くの市民が参加しました。

続きを読む...

2017/07/11 10:31 | 芸術

2017年06月16日(金)

動と静の好対照の作品展示

小田原城アートNOW2017には素晴らしい作品群が出品されているが、清閑亭のお庭には下記の2作品が展示されている。
・大隅 秀雄の展示 「モビール」  写真1、写真2 参照
・勝  孝の展示  「金属造形物」 写真1、写真3 参照
写真1 動(モビール)と静(金属造形物)の好対照の作品展示写真1 動(モビール)と静(金属造形物)の好対照の作品展示

続きを読む...

2017/06/16 10:59 | 美術

2017年06月13日(火)

小田原の街でこんな美術展  【木下泰徳展 2011-2017】

―顕現と神秘の世界を分ける―
■100億年も前、灼熱の地球に降り注いだ小惑星に含まれた「水」が世界を二つに分けた。水の世界と陸の世界だ。二つの世界は相いれない。水面はこの二つの世界の境界だ。地表は顕現の世界。ここに住む我々は、境界の向こうの水底に神秘を感じる。そして二つの世界を隔てる水面の変化に喜怒哀楽を求める。「濤(F20)」、波濤の濤、怒濤の濤だ。うねる大波をシンプルな構成で描いている。深い青に重なるように泡立つ波。乱れるなかにも緩やかな創造のうねりを感じる。いっぽう、「緑の沼(F100)」は静寂な湖面だ。新潟県の十日町を旅したときの風景とのこと。緑の湖面は、まるで意思があるかのように一切の乱れを見せない。そこには容易に踏み入れられない結界を感じる。

続きを読む...

2017/06/13 10:03 | 美術

ページトップ