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2014年10月07日(火)

ODAWARA えっさホイおどりで笑顔の花が咲く

文化レポーターのみつるです。今回ご紹介したいのは9月20日、21日と2日間の間に小田原城周辺で開催された「第16回ODAWARAえっさホイおどりです。」
ODAWARAえっさホイおどり」はおよそ18年前に小田原箱根商工会議所青年部の方達が「小田原を活気がある街にする何かをしたい!」との思いで試行錯誤した結果、高知のよさこいを土台にして生まれた小田原の踊りです。

基本的なルールはいたってシンプル。
「猿子」を手に持って小田原ゆかりの童謡「おさるのかごや」のリズムに乗って大人数で踊ります。

踊る方法は「定点踊り」と「流し踊り」の2種類です。
「定点踊り」は一ヶ所で踊るのに対して「流し踊り」は移動しながら踊ります。
前後左右の間隔をとりながら踊るのが難しいとある踊り子さんが言っていました。
今回の「ODAWARAえっさホイおどり」は16回目 初期の頃は8〜10くらいの参加でしたが、今回は50チーム、1500人の踊り子が踊りました。
そして忘れてはならないのが、このイベントを支えるボランティアの数で、運営スタッフとして2日間で延べ60人のボランティアが、20日は3万人、21日は5万人の来客をもてなしたとのことです。

では実際の2日間の様子を紹介します。

9月20日、この日踊り子達が踊っていたのは3会場、小田原城二の丸広場、銅門会場、、栄町会場でした。

どの会場も「がなり」と呼ばれる司会のような人がマイクパフォーマンスをして、それに合わせて踊り子達が元気に踊っていました。「踊り子」と言っても小さな子どもからお年寄りまで幅広い年代層でした。

この日のメインは二の丸広場で行われた「コンテスト」でした。
「コンテスト」では25のチームが実行委員会に与えられた条件で演舞し、9つのチームが賞を貰えます。

実際自分の目で演舞を見ていてどのチームも独特で、一言で言うと同じ事をしているチームが一つもなくて、演舞一つ一つにストーリーがありました。
インドの人のようなメイクをしている人もいたし、青森のねぷたをイメージさせる踊りだったりと演舞は5分程度なのですが、皆さん元気に笑顔で踊っていました。
 

次に21日ですが、この日は20日にはなかった「パレード(流し踊り)」がお堀端で行われました。
元えっさホイおどり実行委員の小山田大和さんによると「ODAWARAえっさホイの醍醐味は流し」とおっしゃっていましたが、確かに流しは「移動しながら」という要素が加わる事で踊り子が遠くから自分の近く迄来てまた去っていく、そんな感じで、迫力満点でした。

メインステージの2の丸会場では小田原のアイドル「プラム○ガーデン」や「錦通りのニッキー 」「強羅のごうらん」等の
ステージパフォーマンスがありました。
ニッキーは最後に惣踊りで踊っていたそうです。雨が降らず良かったです。

他にも朝10時頃には栄町会場で「東北被災地スタディーツアー」の参加者の皆さんが「小田原小唄」のリズムに乗って惣踊りしてました。
<pic4 IMG 1411>
そして午後には前日に行われた「コンテスト」の授賞式がありました。
結果はこちらに掲載されています!

http://www.essahoi.com
授賞した皆さまおめでとうございます。

「えっさホイおどり」を2日に渡って見てわかった事ですが、僕が感じたのは「踊り子が元気に踊る→見ている人が見て元気になる→笑顔で会場を歩き回って会場が元気になる」この「笑顔の連鎖反応」でした。
昨年授賞したチームを見て楽しむのも一つの楽しみ方だけれど、「えっさホイおどり」を見て笑顔になって明日も明後日も頑張ろうって思える。
これが「えっさホイおどり」の魅力だと思います。
 

踊り子さん達に何人か、「参加してどうでしたか?」と質問すると「疲れたけど、楽しかった!また踊りたい」と笑顔で答えてくれました。

また今回の実行委員会の小関さんも
「五代まつり」に次ぐ第2のお城イベントとして来年も開催したいとおっしゃっていました。

来年「第17回ODAWARAえっさホイおどり」楽しみです。踊ってみたくなりました。
(記 みつる)
 

ODAWARAえっさホイおどりに関する質問は以下にお願いします。

ODAWARAえっさホイおどり実行委員会事務局 小田原箱根商工会議所青年部
担当 山田さま   
HP:http://www.essahoi.com
 

2014/10/07 12:29 | なりわい

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