よくある質問
Q1 全身麻酔はこわい?麻酔は安全なのですか?大丈夫ですよね?
A1
残念ながら、全く危険のない麻酔というものは存在しません。薬のショックなど突発的な出来事は、どんな方でも、何回目の手術でも起こりえます。
しかし、これらの出来事はまれであり、しっかりと対応できるよう準備をして麻酔を担当しています。異常が起きれば、担当している麻酔科医が直ちに処置していきます。
Q2 お酒をかなり飲むけれど、麻酔かかりますか?
A2
全身麻酔は麻酔科医が薬の量を調節しますので、どんな人でも眠ることができます。ただし、お酒の飲み過ぎは、手術や麻酔に影響しますので、控えめにして下さい。
Q3 手術が終わったら目が覚めますよね?
A3
全身麻酔中は、すぐに効き始めてすぐに切れる麻酔を流し続けます。流し続ける麻酔薬には、点滴から流す液体の麻酔薬と、肺に流すガスの麻酔薬と、2種類あります。麻酔薬を流し続けている間は眠っています。流すのを止めれば目が覚めます。
手術の間ずっと麻酔科医がついて、麻酔薬の量を調節していきます。
Q4 背中の麻酔、痛いですよね?
A4
最初にとても細い針で痛み止めをうちます。痛くなくできるように努力しています。通常、「点滴の痛みくらいをがまんしていただければ」と説明しています。
Q5 手術の後、痛いですよね?
A5
確かに手術の後の痛みは、コントロールが難しいこともあります。しかし、麻酔科医はすでに手術中から手術後の痛みコントロールについて工夫しています。いろいろな方法で痛みを和らげる対策をとっています。
また、病棟では主治医の先生が痛み止めを用意してくださっています。