放射線科診療は、放射線治療の部門と画像診断、核医学(RI)の部門に大別されます。
放射線治療部門では、院内の各診療科および院外の医療機関からの依頼を受けて、悪性腫瘍の治療をリニアック装置にて行っています。放射線治療医が作成す る位置決めにCTを用いた精度の高い治療計画に基づいた放射線照射を施行しています。放射線治療後の経過観察も放射線科診察室にて定期的に施行していま す。
画像診断部門では、院内の各診療科からの依頼で、各種の画像診断検査を行い、放射線診断医が画像を読影し、報告書を作成しています。当院では、現在、 CT 2台(1台は8列のマルチスライスCT、1台はヘリカルCT)、MRI 1台(1.5テスラー)、CRシステム、血管撮影装置 2台(1台は心臓血 管専用)、等の機器が稼動しています。CTやMRI検査では、検査の精度を高めるために造影剤を体内に注入する場合があり、放射線科医がこれらの造影を施 行しています。
また、核医学部門では、SPECT 1台が稼動しています。
院外の医療機関からの依頼検査をCT, MRI, RI, 骨塩定量検査(DEXA)等について施行しています。かかりつけ医からのご紹介により、これらの画像診断検査を施行し、結果のフィルムおよび報告書を、紹介医療機関にお渡ししています。
平成17年度中に、PET/CTおよび2台目のMRI装置の稼動が予定されております。PET/CTはPET装置に一 体となったCT装置を組み合わせることにより、従来のPET検査より更に診断精度を高めた検査機器であり、悪性腫瘍の検出や病巣の広がり診断等に対する有 用性が期待されています。