昭和59年に脳神経外科が開設して以来、当科は西湘地区の脳神経外科診療の中核を担ってきました。
しかし昨今の医師不足は西湘地域においても例外ではなく、特に脳卒中診療に携わる脳神経外科医、神経内科医、リハビリテーション医、総合内科医の不足は深刻です。
そのような状況下ですが、当院では4名の脳神経外科医が24時間体制で診療に当たっています。脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷など脳神経外科疾患全般に対して常に迅速な診断と的確で安全な治療が行える体制を整えています。
くも膜下出血を発症する危険性のある未破裂脳動脈瘤や、脳梗塞発症予防のためのバイパス手術に関しては、安全にかつ積極的に治療を行っています。また顔面痙攣や三叉神経痛に対する根治手術、顔面痙攣に対するボツリヌス治療なども行っています。
【主な設備】
MRI2台、CT2台、DSA1台、PET-CT1台