アール・ド・ヴィーヴル展のポスターアール・ド・ヴィーヴル展「自分らしく生きる」
清閑亭では、ちょうどアール・ド・ヴィーヴル展「自分らしく生きるⅤ」も開催されていました。NPO法人「アール・ド・ヴィーヴル」は、障害のある人たちの表現活動の場を提供する活動に取り組んでいます。ワークショップや学習会、講演会などを企画しています。今回の清閑亭の和室や蔵での作品展も、その活動の一環です。
展示されている作品のどれもが魅力的でした。特に、その色彩感覚には、驚くほどの輝きが感じられます。萩原美由紀理事長に「絵を描くに当って、どなたかの指導を受けるのですか?」と尋ねたところ、「誰の指導も受けません。自分たちだけで最後まで描きます。色使いなどの指導を受けると、みな同じようになってしまいますから。」と、制作過程では誰もが自由に描いていると教えていただきました。「アートディレクター(中津川浩章氏)はいます。ただ、彼は最後まで見守るだけです。」とも説明されました。