※写真1 「わをん」のコンサート写真。文化レポーターの和田崇裕です。
今回は、小田原にまつわる歌を紹介致します。
市内のライブハウスは勿論、旧家や寺院等でもコンサートを行う、アコースティック音楽トリオ「わをん」をご存知でしょうか。
自身のCDには、御幸の浜で録音された波音を入れたり・・・小田原近郊の風景を描いた歌を作ったり・・・
そんな「わをん」による、これこそが生粋の小田原の歌!
それが、これより紹介する『路面電車の見る夢は』です。
現在、(国道1号線沿い)南町の報徳広場に常設展示されている小型電車は、かつて小田原〜板橋を走っていた路面電車です。
沿線の人々、板橋地蔵尊参拝客の足として活躍した路面電車も、交通事情の大幅な変化により1956年に廃線。
その後、展示車両である「モハ202号」は新しい活躍場所として長崎県へと旅立ちました。
かの地でも長い活躍の末、役割を全うした2020年。
沢山の支援を受け、「見て・触れて・感じる文化財」として、約60年振りに小田原へと里帰りを果たしたのです。