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2022年08月05日(金)

「古き良き時代が描かれた、新しい小田原の歌〜 『路面電車の見る夢は』 (歌・わをん)」

※写真1 「わをん」のコンサート写真。※写真1 「わをん」のコンサート写真。
文化レポーターの和田崇裕です。
今回は、小田原にまつわる歌を紹介致します。

市内のライブハウスは勿論、旧家や寺院等でもコンサートを行う、アコースティック音楽トリオ「わをん」をご存知でしょうか。
自身のCDには、御幸の浜で録音された波音を入れたり・・・小田原近郊の風景を描いた歌を作ったり・・・

そんな「わをん」による、これこそが生粋の小田原の歌!
それが、これより紹介する『路面電車の見る夢は』です。

現在、(国道1号線沿い)南町の報徳広場に常設展示されている小型電車は、かつて小田原〜板橋を走っていた路面電車です。
沿線の人々、板橋地蔵尊参拝客の足として活躍した路面電車も、交通事情の大幅な変化により1956年に廃線。
その後、展示車両である「モハ202号」は新しい活躍場所として長崎県へと旅立ちました。
かの地でも長い活躍の末、役割を全うした2020年。
沢山の支援を受け、「見て・触れて・感じる文化財」として、約60年振りに小田原へと里帰りを果たしたのです。
 
※写真2 「路面電車の見る夢は」CD。※写真2 「路面電車の見る夢は」CD。
そんな路面電車へ向けたウェルカムバックソングが、『路面電車の見る夢は』です。
古写真でしか見たことのない時代の小田原が浮かび来る歌詞、それを包み込むのは「わをん」の真骨頂であるアコースティックサウンド。
この先の時代にも、歌い・聴き継がれて欲しい、令和生まれの新しい小田原の歌。

是非、何処かで聴いてみて下さい。夏の宵には夕涼みに・・・
間も無くやって来る秋には、じっくりと・・・
季節毎に違った楽しみ方の出来る「わをん」の音楽。

近々、生で聴ける機会も控えています。
○8月20日(土)ミナカ小田原にてフリーコンサート。
○10月9日(日)には、南足柄市市民文化会館小ホールにてワンマンコンサート。

コンサートでも「路面電車の見る夢は」きっと演奏される事でしょう。
(尚、『路面電車の見る夢は』のCDは「わをん」のコンサート会場、小田原HaRuNeの壁屋総本舗にて取り扱っています)

※写真1「わをん」のコンサート写真。
※写真2「路面電車の見る夢は」CD。

2022/08/05 09:30 | 音楽

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