歌川国芳(くによし)
寛政9年〜文久元年(1797〜1861)
作画期 文化後期〜万延元年(1814〜60)
画系 歌川豊国門下
画号 一勇齋 採方舎 朝桜楼 雪谷 仙真
文化末年から役者絵・挿絵などを描き始めるが人気が出ず、文政末年より描き始めた「水滸伝豪傑錦絵シリーズ」で人気が急騰し、以後「武者絵の国芳」として評判を得る。天保期になると洋風風景画にも手を染め、近代的な写実眼によって描いた作品は、今日でも評価が高い。
(解説:岩崎宗純)